わめぞ外市にゆくの巻

日曜、セイコさんに教えてもらったわめぞの往来座外市へ。朝起きて、とても晴れてるナーと思っていたら、一緒にいけることになったnacocから「今日天気いいね!」とメールがくる。浮かれていたら、待ち合わせの池袋に遅刻してしまった。(もんく。池袋駅はいつまでたっても、ほんとにわかりづらい。南口の標識が出ていると思ったらいつのまにか東口に向かっているし、東口に行ってみると南改札への案内がある。遅刻してもあせらなくてすむように、もっとわかりやすくしてほしい。はじーが池袋を庭とする埼玉県民だったので、たすかった。)
往来座はとても賑わっていた。そんなに賑わう市とは知らず、またもセイコさんはいいものを教えてくれたもんだ! 古本の買いものの愉しさは、棚をみているうちに、自分のいまの読書の気分がハッキリしてくることだ。そして、気がつくと手にはもう何冊か、買わねば立ち去れない本をシカとおさえている。久しぶりの古本の山に興奮して、日が落ちて寒く暗くなってきても平気だった。
はじーもnacocもannaも、それぞれとてもいい買いものをする。わたしは初めて現物をみたカラーブックスの「ねこ」と「原始美術」、吉本隆明源実朝」、「カムイ伝」第2巻。ことしは西行と実朝とカムイ伝で、日本史の勉強をする。
外市の熱い賑わいっぷりが忘れられず、会社の昼休みに図書館で「女子の古本屋」を借りて読んでいたら、西荻時代によく通っていた興居島屋のところに「カップルも多い。くっついている男女は買わない。離れて本を探しているふたりは買う。」とあって、思わずにやりとしてしまう。高円寺のコクテイル、倉敷の蟲文庫、そのうち行ってみたいな。

女子の古本屋
女子の古本屋
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岡崎 武志
筑摩書房
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