朝五時の猫のコース

今朝5時ごろ、ベランダの椅子に座っていたはじーが私を起こして「ちゃき、あの猫がいるよ」といいます。寝ぼけたままめがねをかけて見ると、しっかりした骨格らしい黄色の猫がベランダの下にきて、姿勢よく座っています。話し声に気がついていて、敏感に、こっちを見ています。はじーによると、アビシニアンの雄猫らしい。私は昨日帰り道で「仔猫もらって下さい」の貼り紙をみて、はじーにねだって、やっぱりダメで、だから会える猫には会いたい、見たいのだけど、眠くてまだ目が開かず、めがねをかけてもぼんやりとしか猫の姿を捉えられないのです。睡魔はほんとに厄介、厄介。私がもう目をあけていられずにごろーと仰向けになると、まだ猫を観察しているはじーが「あ、寝そべった」「ハシゴ昇るかな」「あ、帰ってった」「やっぱりハシゴはのぼらないんだなァ、のぼるとこ見たかったなァ」と実況中継してくれました。