滝子山

女子6人で、笹子駅を9時半出発。曇りぞら。おやつに駅前の笹子餅を買う。里の家の脇を、山から流れてきた澄んだ水が、ばしゃばしゃ流れている。歩いているうちに晴れてくる。悲しそうなリスの絵の、山火事注意のポスターをいくつも見かける。お地蔵さんの目印のところから山道に入ってすぐ小川を渡る。道はゆるやかだけれどところどころ崩れてわかりづらい迂回があったり、落ち葉が深く積もったりしていて、地面をおそるおそる探して歩いたから、前半早々に疲れてしまう。

せせらぎの中に魚の背中が見える。コガラが何度か、目の前の枝にとまりにきた。
頂上の手前で、ひらけた歩きやすい場所にやっと出たと思っても、もう足があがらない。急でもなんでもないゆるゆる坂なのに、息があがる。
頂上手前の原っぱで13時頃お昼にする。鹿だろうか、原っぱには丸いぽろぽろうんこが落ちている。ハシリドコロが咲いている。
頂上は元気な3人が登り、あとの3人はのぼらずに手前で休憩。時間が気になって、すぐ下る。下りは急で、粘土質のすべりやすい土。1600m付近はまだ枯れ木が多い。ミツバツツジの濃い桃色が女の人の幽霊のように目に入る。檜平で休憩、桜の前で記念写真。17時すぎ下山、初狩駅に18時着。高尾駅でおりて、みんなで夕飯。