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中也賞を授与されました

月曜日から水曜日まで、中也賞授賞式のために、山口へ行きました。授賞式のスピーチは人生で最高に緊張しましたが、記念パーティーのほうのスピーチではするっと喋れました。なんだか見守られてる感じがして。その日は中也の107回目の誕生日で、空の下の朗読会には350人もの人出があったそうです。谷川賢作さんと谷川俊太郎さんや川上未映子さんや、三角みづ紀さん野口あや子さんのパフォーマンスはリハーサルのために全部みのがして残念だったけど、こどもたちの詩を聞くことができてよかったです。川上未映子さんと穂村弘さんのトークは記念館で中也を浴びまくったあとの身体の浸透力をさらに高める感じで、頷きながら聞きました。穂村さんが「推敲のある中也の資料は貴重だよね」と言ったのと、未映子さんが「トタンがセンベイ食べて春の日の夕暮は穏かです」のセンベイは音のことじゃなくて丸い赤い夕陽のことで、中也は静かで静かで静かなのだと言ったことが、とても記憶に残っています。谷川俊太郎さんにも会うことができました。ほんとうに私は、谷川さんと隣どうしに立ってあの映画「オロ」の話をすることができる日がくるなんて、夢にも思っていませんでした。