パピコはすごい

火曜日。真昼に、用事があってタクシーをつかまえたら、初乗り2キロ660円だった。東京の通常価格より60円も安い。黒塗りのぴかぴかの車で、ドアは重くて手動で開ける。後部座席はひろくて、まんなかに飛行機の座席の脇についているような何かのコントローラがあり、お金を払うとき小銭を入れる箱には、フカフカの黒い何かの毛の絨毯みたいなのが敷いてあった。ハイヤーだったのかなーと思って「タクシーとハイヤーの違い」をぐぐったら、Yahoo知恵袋にいろいろ載っていたけど、ハイヤーは手をあげても泊まらないと書いてある。わたしの乗ったのは、タクシーとハイヤーのあいのこだったみたいだ。
夜、なすと豚こまのグラタン、スペイン風オムレツ、寝る前にパピコ(小)。パピコはすごい。すごくおいしい。一口目からベストな柔らかさと冷たさ。夜暑くて散歩に出てはパピコを買っているうちに、パピコの熱烈ファンになってしまったので、スーパーでミニサイズの箱入りを買った。パピコは、フタをちぎる部分に指をひっかける丸いリングがついていて、きれいにちぎれる、そういう細かいところがとてもよくできているところもすごい。夜道を歩いていたら、路上にこのフタの部分が捨ててあった。誰かも蒸し暑い夜道を歩きながらパピコを食べたのだなぁと思うと、とてもしあわせだ。