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家事、「複雑骨折」

土曜日。
洗濯機を二回まわしてベランダいっぱいに洗濯ものを干し、うちじゅう掃除機をかけた。ゴーヤのあとにはエケベリアの芽がいくつかと、はじーが水やりを思いだしてくれるおかげで1年経っても枯れないパイナップルミントとラベンダーが残った。木曜日に大家さんのところから派遣されてきたおじさんが、ベランダの奥の共有スペースの上下左右を埋め尽くしていた雑草、主にヨウシュヤマゴボウ、をきれいに片付けたので、緑が消えて土の色が見えるようになった。おじさんはついでにベランダの目の前にあるドウダンツツジの枝もぶった切っていった。あそこまでつんつるてんの庭にしてしまうなら勢いでドウダンツツジも切り株にしてしまいそうなものだけれど、どうしてか、おじさんの良心か、面倒くさいのか、毎度毎度、張り出した枝だけ切って木のかたちはとどめてくれる。
金曜の夜はうちではくさいのスープ、餃子、ピーマンとじゃがいもの肉味噌炒め、ビールで夕飯にして、それから橘上さんの詩集「複雑骨折」を、驚いたり笑ったりしながら読んだ。はじーが「花子かわいいよ」という詩の、「かわいいよ」が「死ねよ」に転換する繋ぎ目のところを読んで、というので「もう何だろうな。死ねよ。死んじゃえよ。」だよ、といって教えた。教えながら笑った。明るい詩ばんざい。論理を踏みつけにしてさえ美しさを求めようとするこころを批評する詩ばんざい。
これから下北へ出かける。まだ、公開制作(サイト・スペシフィック?)について考えている。

複雑骨折

複雑骨折