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ラオスフェスとろったちゃんとおしいれのぼうけん

日曜日、代々木公園で開催していたラオスフェスティバルへ、はじーと。雨。
横浜から来たというラオス料理の店の屋台の串や麺は甘いの辛いの、たいへん美味しかった。お昼ごはんを食べてから来てしまったのを、ふたりでいたく後悔した。
ラオスフェスの会場で、ろったちゃんに会った。ろったちゃんは北海道に住んでいる。だんなさんと住んでいる。ろったちゃんのだんなさんは、農業をやっているらしい。
ろったちゃんは、1年前から、北海道に住みだした。それまで、ろったちゃんがどこに住んでいるのか、わたしはよく知らなかった。なぜかというと、ろったちゃんはいつでもどこかへ移動する途中だったからだ。
ラオスフェスの会場で、ろったちゃんは草みどり色のターバンをまいて、エリカ・バドゥみたいな朱色の綿のドレスを着ていて、お母さんに持たされたという鎌倉傘をさして、とてもかわいかった。そして、とてもかわいい二人の友達を連れていた。
雨がずっと降った。わたしたちはしばらく代々木公園のあずまやで雨宿りなんかして(あずまやには住んでいる方がいたので、そこへ間借りするていで)いたけど、そのうちみんなでわたしたちのうちで飲もうということになって、食料を買いこんで、めいめい傘を差して、うちまで行進していった。
新しく友達になったれいちゃんは絵本をよく知っていた。うちでは居間にあるいろんな絵本をひっぱりだしてきて部屋は絵本の海になって、その海のなかで、れいちゃんが「おしいれのぼうけん」をみんなに読んでくれた。みんな6歳児になったみたいに、すくすくそれを聴いた。「おしいれのぼうけん」はれいちゃんのだんなさんとろったちゃんは読んだことがなくて、読んだことがあるわたしとはじーとれいちゃんはそれぞれ忘れているシーンがあったり、あの夜の高速道路にバーンと出たときの恐怖の見開き絵は三人とも必ずきょうれつに憶えていたりするのが、おもしろかった。
れいちゃんが、虫食いりんごが出てきて、それが動物の手をどんどん渡っていって、最後にはそれを熊がぽいと捨ててしまう絵本が好きだったといっていた。その絵本を探しに、近いうち、図書館へ行きたい。


おしいれのぼうけん (絵本ぼくたちこどもだ 1)

おしいれのぼうけん (絵本ぼくたちこどもだ 1)