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まいにちたべる

19日・土曜 夜、まりちゃんが自転車でやってきた。はじーがいなくて、わたしは胸をふくらませて、ひとつひとつ料理をつくった。高山なおみさんのレシピで、オクラの煮びたしと、ゴーヤチャンプルー、ごはん、わかめの味噌汁(わかめを入れすぎて、わかめ地獄)。まりちゃん、ぺろりんと食べてくれる。ばしゃばしゃと紙をひろげて、夜中までたくさん喋った。

20日・日曜 昼間は曳舟へ出かけ、「まとまらない話」準備。キラキラ商店街でまりちゃんがチキン餃子を買ってきてくれて、店番の遠山さんと三人で食べた。チキン餃子は餃子の皮のかわりに鶏皮が巻いてある餃子で、キラキラ商店街の名物らしい。稽古をしていると、アンジャというフィリピーナの小学生の女の子がやってきた。アンジャは、どんぶらこっこー、どんぶらこ、どんぶらこっこー、どんぶらこ、という感じで自分の話をとめどなく喋った。このとめどなさをどこかで区切ってあげなきゃいけないと思いつつ、うんうんと聴いてしまった。
夜、表参道へ移動して、カフェドメトロでベトナムごはん。それからVACANTで梅田哲也さんという方のパフォーマンスを観た。広い床の上に少しずつモノが置かれていって、それらがゆらゆらしたり、ぴーぴー音を立てたりしているうちに、いつのまにか世界が変わっている、という、魔法のような、魔法というのはこういうことをいうんだろうなというような、ゆめみごこちの時間だった。

21日・月曜 はじー、河口湖から帰宅。帰宅前に「刺身が食べたい気がする」というメールが来たので、スーパーでかんぱちの刺身を買ってきておいて食べたら、ものすごくおいしかった。

23日・水曜 午前、ハト屋というパン屋さんのコッペパンをいつのまにかもらって、まりちゃんと食べながらあるいた。わたしはまったく知らなかったけど、テレビとかによく出ている、有名なパン屋さんらしい。ピーナツクリーム入りと、いちごジャム入りを、それぞれ半分こした。午後、「まとまらない話」本番。前半の時間、皮膚が、自分のからだから離れて、壁や、床に移動するみたいな感じがあった。聖子さんは本を読んでいた。聖子さんは何も入っていないコッペパンをいつのまにかハト屋で買ってきていて、上演後の会場や、帰りの電車のなかとかで、ぽいぽい食べていた。

26日・土曜 夜、ウー・ウェンさんのレシピで、さんまのホアジャン煮、じゃがいもとピーマンの肉味噌炒め、トマトとディルのスープ。肉味噌を大量に(豚肉300グラムぶん)つくった。さんまも余らせて冷蔵庫にいれた。

27日・日曜 昼、はじーが寝ているので、ひやむぎを茹でて、肉味噌とさんまとパクチーをのせてジャージャー麺にしてひとりで食べる。午後、机の前に座ってみると、かんがえたいことが何なのかよくわからなくなってきてしまったので、まだ読んでなかったカフカの「城」を読みはじめた。緻密さにたまげながら、すくすく読んだ。はじーは夕方まで寝ていた。夜、ミートボールスパゲティ、シメジのスープ。

28日・月曜 朝、さんまの最後の残り、ごはん。夜、じゃがいも・ピーマン・まいたけ・たまごを蒸して、肉味噌とトマトソースをつけだれにして食べた。