じゅんび

月曜日の夜、たいふうがくるくると思いながら、たのしくなりながら、渋谷でまりちゃんと秋の打ち合わせ。短い時間だったけれど、お互いの話を、集中してきくことができた。キーワードは、「奥村さんのお茄子」。
うちに帰るとはじーは冷房の部屋で仮眠中。おなかがすいたので起こす。ペペロンチーノ的なものを食べようというと、「ひとつだけ作業やっといてくれる?」という。わたしははじーに指示されるまま、口述筆記のように、解凍されている鶏肉を水で洗って拭いて塩で揉み、油を敷かないフライパンに皮目を下にして置き、超弱火でじりじり焼く(これは高山なおみさんのレシピ)。一回火を止めて、起きてきたはじーとコンビニにビール、烏龍茶、アイスを買いに行く。いつ降るかいつ降るかとたのしみにしている雨はまだ降らない。コンビニから帰ってきても、まだ降らない。鶏のじりじり焼き入りペペロンチーノ・生パルメザンチーズがけができる。おい、しい。
けっきょく、たいふうはこなかった。そのかわり、火曜日の夜になると、涼しい風がふいた。