11月1日

こまばアゴラにて、岡崎藝術座「リズム三兄妹」昼公演観劇。神里くんの自作ということだったから予想はしていたものの、舞台の上は気持ちよく暴走してゆき、でもその暴走加減は、気持ちよさとちんぷんかんぷんの合間で危うい。その危うさで酔って、時間をもっていかれてしまうところも大いにあるのだけど。
駒場東大前からぽかぽか陽ざしのなかをあるいて下北沢まで、とても住みやすそうな静かな住宅街が続いている。下北で黒のコンバースを買う。それからマクドナルドでコーヒー、「やせれば美人」読み終わる。はじーと合流して吉祥寺、annaの新居に初めて行く。白いまゆげのおじいさんがカウンターの中にいる喫茶店で、メキシコ料理の作戦会議。私はレモンスカッシュ、はじーはモカ、annaとYはブレンドコーヒーを飲む。食材を買って、簡単にできるメキシコ料理をたくさん作って、死者の日のパーティーをする。死者の日は、メキシコのお盆のようなものだけど、「自分のうちに自分の先祖が帰ってくる」ことは日本ほど重要ではなくて、「死者がみんな地上に訪ねてくる日」であるということが大事なのだと、annaが教えてくれた。途中でRも来て、ファッションの話をたくさん聞いて、楽しかった。ファッション業界には「ファストフード」みたいに「ファストファッション」という言葉があって、H&Mとかユニクロのことを指すのだそうだ。