おうちde合宿・三日目

わりと普通の時間に起きる。朝ごはんに昨日の夜食べたピザ生地パンのサンドイッチ、昼は辛ラーメン。それから、読書しに、カフェへ。いつも通る道の駐車場のフェンスに大きなからすがとまっている。からすは動かない、ときどき眼が、カシャッ、と白く光る。「眼光」という字そのものみたいな光りかたなのだ。あまり見ていると顔をスキャンされて攻撃されそうでこわいのであった。はじーはきょうも寝不足で、エクセルシオールのコーヒーを半分も飲まないうちに眠くなってきて、買いものメモを私に渡して、もう半分以上寝ている顔をして先に帰った。あんまり秋らしく晴れているので、私も店を出て、外のベンチに座って読書の続きをした。それからドトールへ行って、さらに読書の続きをしていたら、絵本の表紙用の絵を思いついてしまい、いそいで画用紙を出してかく。買いものして帰ってきて、上野千鶴子×信田さよ子「結婚帝国 女の岐れ道」(対談集)を読み終えた。
それから合宿中放っておいたMOTHER3をまたやり始め、やっと「しっとにくるうベース」をやっつける。(次の部屋に進むと、因縁の新しいベースが飾ってある。)六時ごろ、はじー起きる。夕飯は、さんまと大根の韓国風コチュジャン煮、ミョウガ納豆、ごはん。コチュジャン煮は大根がコチュジャンソースをみちみちに吸っていて、大変おいしい。合宿前に醤油漬けにしたたまごの黄身も完成したので食べる。固まって透きとおった飴色になった黄身は、大人の、というよりは初老の味。コップ一杯分だけ残っていた焼酎をあわてて出す。

韓国風サンマの簡単コチュジャン煮