カラスと健康診断

早起きして、一年ぶりの健康診断に行きました。早起きといっても、8時です。外はもうすっかり暑くて、日傘がないと焦げてしまいそうな感じ。地下鉄に乗ると、お盆とはいえ、9時出勤のひとで比較的混んでいます。ほんとに私は、9時出勤の会社には、勤められないなぁと思います。去年から、健康診断は、会社の近くの聖路加タワーに入っているクリニックに行っています。聖ルカ通りという通りを歩いていくと、大きなカラスが一羽、道の向こうを横切りました。私はカラスは人間よりも頭がいいと思っているので、通りを闊歩(闊飛?)しているカラスはかなり怖いのです。健康診断が終わって同じ道を帰るとき、交差点に貼り紙を見つけました。「この辺りにカラスがいます。歩行者の頭を掴まれるなどして襲われることがありますので、ご注意下さい」と書いてありました。ずざっ、と、スズカケの木の葉が落ちて車に轢かれました。どきっ。セミの抜け殻が道路脇の生垣のうえにのっています。おととしの夏の盛りに行った広島でも、セミの抜け殻がいっぱいついている生垣のつづく道があったので、そんなことを思い出しました。
今年の健康診断では、初めてマンモグラフィの機械で乳がんの検査をしました。検査の人が、失礼しますねーといって、胸をぶにっとつかんで、機械に挟んで、もうけっこう痛いなーというところまでつぶして、写真を撮るのです。胸はこんなにつぶれるものかと、びっくりして、思わず笑っちゃいました。検査の女の人も、おかしそうにちょっと笑っていました。