もう一匹の朝顔の運命

こんなに蒸し暑くても、朝顔は逆V字のビニール紐に順調に巻きついて伸びています。一本目のつるは成長が緩やかになったようですが、二本目のつるはまだまだ発育中。Vの頂点に達してしまったらどうなるか、私はおせっかいに、いまから心配しています。
昨日はめずらしく会社仕事を日暮れ前に終え、あまりの汗に耐えきれず、とんで帰ってシャワーを浴び(「とんで」というのは「急いで」の静岡弁らしいですが、私はこの言葉が好き)、カフェりにもう一度外へ出たところで、ぶつぶつと音のする雨が降ってきました。
きょう、熱帯の雨の降るなか、まひるの雷の鳴るなか、一緒に昼ごはんを食べに出た会社の同僚のMさんに、朝顔が伸びちゃって伸びちゃってもうすごくて、という話をすると、Mさんの住むマンションの部屋のベランダにも、隣の管理人さんの育てている朝顔のつるが侵入してきたのだそうです。それだけならまだしも、この暑いのにエアコンの室外機に抱きついたり、ベランダの手すりに巻きついて布団を干せないようにしたりという奇行を続けているというのです。このままだと、Mさんにちょっきんされるか、管理人さんに引きずり戻されるのも時間の問題です。