火曜日

9月にオッパーラでやるパーティーの打ち合わせにつきあって、片瀬江ノ島まで行くことになる。仕事を六時で切り上げて、フレッシュネスで待ち合わせがてら、腹ごしらえする。はじー、モトイ、ノンノン来る。
オッパーラにはお客さんは誰もいない。音を流してみてもらうと、思っていたより大きな、ずしっとしたいい音が響く。広くてぶつかるところがなく、のびのびと気持ちよさそうな音。がっしりしたDJブースのなかに、レコードプレーヤーは三台もある。
店長さんとモトイの打ち合わせを待って、海に寄って帰る。江ノ島に来るといつも西浜ばかり行っているので、東浜におりてみる。夜の海はどこまでも遠く引き潮。ぼんやりと薄暗くて、だんだん目が慣れてくる。夢のなかのよう。広い浜辺で、はじーに二回背負い投げ(?)される。振り向くとオッパーラの窓の灯りがみえる。海の家がもう建ちはじめていて、砂浜に降りる階段は資材置き場になっている。
夜中一時ころ帰ってきて、手足を洗って、はじーのチキンスープ(ミニトマトとコンビニのおにぎり入り)を飲むと、するっと寝てしまう。はじーは夜中まで仕事。朝、私が目覚めると、ベランダで煙草を吸っている。仕事は調子がいいらしい。