今日

夜 はじーと渋谷タワレコで落ち合って、センター街の立ち食い寿司。ここのお寿司はおいしいから好きなのに、カウンターの位置で、にがてな店員のおじいさんに当たってしまった。このおじいさんは、こちらがネタを頼んだときの返事はろくにしないくせに、醤油さしの使い方だの穴子の食べ方だの、要らない時ばかりうるさく話しかけてくるので、わたしもはじーも嫌い。わたしたちの帰る間際に隣の男子が鯛の塩レモンを注文しているのが聴こえてきて、あーそれも食べたかったなぁ、悔やまれ、おじいさんのせいにしたくなる。昨日の「今日の料理」でやっていた変わり納豆を、家に帰って食べることにする。
それからベローチェで読書。わたしは富岡多惠子の短篇集を読み終わる。どれも面白かったが「末黒野(すぐるの)」がいちばん凄かった。文字通り、凄かった。
はじーが隈研吾の本を読んでいるので、建物の話になる。「ドキュメント・ナウ」で以前、六本木ヒルズに住む人を取材していたのだそうだ。わたしは高層ビルが嫌いなので、うちよりも高く狭い部屋を月サンジュウゴ万も出して借りている人の気が知れない。
昨日のNHKにはドバイの氷の塔みたいなマンションの最上階ワンフロアを、二十数億ドルで買ったという富豪が出ていた。でも、この人はそこに住む気はなくて、すぐ転売してしまうつもりなのだ。地面の問題。
考える・続く。